セルフマガジン製作記8


私のセルフマガジン製作記、その8。
今回作った版としては最終回。

製作記:第八回 完成!

参考
塾長の10STEP

InDesignからPDF出力したデータを、印刷所の東京カラー印刷にWeb入稿。
銀行振込で料金を支払います。
せこいですが、東京カラー印刷は、カード払いだとポイントが付きません!利用するなら銀行振込をオススメします。

翌日にはデータチェックOK回答があり、印刷が始まります。土日も動いて、6営業日で出来ました。

そして宅配便で到着!!
注文した200部にプラスして数部余分に入ってます。

完成したセルフマガジン

完成したセルフマガジン

完成した表紙を見て、商用印刷ならではの品質で、嬉しくなりました!
写真はかなり綺麗に出たと思います。

私はこれで、
・セルフマガジン大賞に応募 →塾長に渡す用意
東京のかさこ塾フェスタに100部配置 →POPを作ると共に配送準備
の手配が必要だったので、すぐに取り掛かりました。

フェスタのPOPはこれ。

フェスタに配置するPOP

フェスタに配置するPOP

やっつけ感ありますが、たけCさんのアイデアをパクりまして、スチレンボードに貼ってそれっぽくなりました。
ホントはPR文が必要ですが、このサイズでは文章を書いても読まれなさそうなので、名前とタイトルを一体でPR文に位置づけることにしました。

マガジンを作ってみて

どんな高みを目指していようと、グダグダと作らない理由をつけてやらないのは、0点である。
下手でイマイチな内容でも、やってみてモノが形になるからこそ、点(経験)が手に入る。

マガジン作るほど経験がまだ足りないとか、作る技術がないとか、配る用途が無いとか。
私は完成できたからこそ、今やっと書くけれど、上記のような「やらない理由」は私にもたくさんあった。
でも、今回やった。

やってみて振り返ってみると。
ナビゲーターや名古屋塾の仲間の存在があって重い腰があがり。
・塾長のSTEPがあって進み具合の良し悪しが差分で理解でき。
ふゆかさん始め、全国にいるセルフマガジン作りをしている方々とWebでつながり。

やったからこそ、得られたことは計り知れない。
完成度がどうであれ、マガジンが有るか無いかは全く違うのだ。

精神的満足度はかなり良い。

具体的な振り返り

■良かったこと
1.完成期限だけではなく、各ステップにも期限を設けて取り掛かる
塾長のSTEPにあるように、ステップごとに期限感があるのが大切だったと思う。
もちろん締切期限(完成目標)だけでも十分に意味はあるが、ステップ毎にあることで中だるみしなかった。
企画、ラフ、ネタ探しといった前半部分がどうしても難しい傾向にあり、延々と続けたり、疲れてさぼったりしてしまいやすい。
この辺りを防ぐために、長い完成期限に加えて、各段階ごとにも期限があるとよい。

2.製作経過も発信する、相談する
どうせ、マガジンの内容はいつかバラ撒くのだから、途中でも出し惜しみせず、記事なんかにして発信してみる。
これによって、色々とコメントが付いたりして、まだまだ直しが効く段階で、良いアドバイスが得られたように思う。
(あと、みんなもバタバタしているのが分かるだけで、謎に安心する。)

3.ものすごく自分が整理される
自分自身の棚卸しを他人目線でやる。それがマガジン作りだ。
と、塾長が書いていた。

まさにその通りで、自分の経歴や実績、できること、やりたいこと、考えなどを棚卸しして、決めたターゲットに響くように形を整えたり、無駄をそぎ落としたり、足りない部分を新たに作ったり。

自分自身を形にして綺麗に整理できたと思う。

4.新しいことに挑戦する
もちろんマガジンつくり自体が初めてなら、それだけでも刺激的なのだが。
私は今回の制作で一度使ってみたかったAdobe InDesignを初めて使った。
これが楽しくてしょうがなかった!

いつか使いたい難しそうなソフトって、時間がある暇なときにやろうと思いつつ、いざ時間ができても重い腰が上がらなかったりしません?
実は期限が決まっていて、やるしかない時に必死こいて調べながら使うほうが、上達が早い。
精神的なこともあるけれど、ソフトってあくまでも手段なので、目的がないと学べないんですね。だから目的があるときに新しいソフトを使ってみるって大事。

使い慣れたパワーポイントとかイラレでやれば、もっと早かったかもしれないけれど、それでもInDesignを使ったことで、秀逸な紙面デザインの配置機能やテキストの流し込み・回り込みなど、InDesignで得られたメリットが享受できたし、「いつか使いたい」だけのソフトが1つ減り、使えるソフトになった。

5.配りたくなる
作る気が無かったころは、「私にマガジンがあっても用途あるかなあ?」と考えていた。
「マガジン配るとか、気恥ずかしくない?」って気持ちも。
「ブログはあるしな、制作実績はYoutubeで公開しているしな」って。

でも形になったら、マガジンを無性に配りたい。
マガジンとして書き上げた文章を読んでほしい。

マガジンを作るのは、「ブログへの誘導媒体」とか「仕事の依頼を得るための広告」と思っていたのだが、マガジンの内容自体に気持ちが入ると、マガジンそのものを多くの方に手にとって欲しい、読んで欲しいという風に考えが変わった。

これはマガジンを作らないと分からなかっただろうな。

作らない理由を並べているあなた、まずやってみましょう。

■やれば良かったこと、次の改善
1.色校はするべき
Mac画面と、家庭用プリンタと、商用印刷機ではそれぞれ色味が異なる。
今回も、完成品を見た後にもしも直せるなら、もっと明るい緑にしたいところがあるし、透明度の関係でかすれている部分を見直したいと思う。
やはりチェックは大切。
もちろん色校をするために、印刷業者とやり取りする分、納期は延期されるし費用が加算されることにもなるが、それが満足度と比例すると思う。

2.紙質もチェック
今回、私はコート紙90kgという、「薄めの一般的な紙」と表現されていたものを使った。
紙サンプルも触って、問題なさそうと判断した。
でもやっぱり、本になって手にしてみて、ページをめくったりした感じから、薄すぎたなと思う。

ペラペラのサンプルではなく、本にならないと分からない部分がある。
どんな紙質、厚さが良いか。
これはマガジン作りにずっと付いて回る探求する分野だろう。

3.写真は印刷に耐える形式・サイズで残す
これまでは、自分の撮った写真というのはWeb公開(データ利用)が主だったので、過去の写真データが、RAWどころかSサイズのJPEGしか無かった。
(72dpiで一辺が1000pxくらいしかない)
印刷といえば、子供の写真をL版でするくらいだった。
Web利用ならSサイズJPEGでも充分なのだが、印刷には全くダメ。
掲載を諦めた写真も多々あった。

だから、今後はマガジン作りに使う可能性がある作品などの写真は、普段からは撮り溜めるときにRAWとLサイズのJPEGで記録しておく。
(300dpi以上にしても10cm以上確保できるように)
また、紙面デザインによって、欲しい写真が縦長か横長かも変わってくるので、カメラも縦位置と横位置の両パターンで撮っておくべき。

4.ページは4の倍数
中綴じの冊子を作るなら常識らしい。
ページは4の倍数にする。(表紙・裏表紙を含めて)
1枚の紙に、表裏に2ページづつ印刷した紙を綴じて折るわけだから、必要なページは4の倍数になる。

考えたら当たり前なのだが、InDesignでページを次々に1枚づつ追加しながら作っていったら、何も考えず14ページになって完成してしまい、あとから気づいて焦った。
パワーポイントやイラレで作るにしても、1ページづつ追加していると忘れるかもしれないので注意。

そもそもラフを考える時点で4の倍数のページ割になっているか気をつける。

 

ぜひもらってください

今回で、私の初めてのセルフマガジン作りの記録は終了!
東京フェスタで100部を配布します。
来られる方はぜひお持ち帰りください。
http://festa.kasako.jp/2016/tokyo/

また、手元にさらに100部ありますので、メッセージいただければ、無料で郵送します。

今回得た経験や、これからいただけるであろうコメントを反映し、次は秋の名古屋塾フェスタに間に合うようにマイナーチェンジした次号を発行する予定です!

お付き合いいただきありがとうございました。

 

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空撮映像作家コジロウ
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