文系脳の溜めプロセスにみる文理の記憶アクセスの違い


記憶へのアクセス方法の違いについて。
理系脳はプロジェクトに確実に関係がある記憶に範囲を限り、高速アクセスを実現する。
文系脳は記憶の範囲を限らずにあらゆる記憶にアクセスし、組合せを試し、ある日爆発的にアイデアが増えていく。

文系脳が情報の組み合わせを試している、その期間は生産性が低いが、決して削ってはならない。
一緒にプロジェクトをしていても、組み合わせを試している期間は、一見無関係な作業をしたり、ものを調べたり、気分転換と行って出かけたりする。
これを責めたり是正してはならない。

理系脳の検索は速く、文系脳からすると論理的であり、インデックスが構築されているので「なんでそんなことまで覚えてるの」となる。
しかし、範囲は限定的であり、前例がない組み合わせや、関連の無いものから生み出すのは不得意である。全文検索に抵抗があるからだ。
検索する(考える)には、検索条件があり、インデックスを引くもの、という前提がある。
「とにかく楽しいアイデアを出して」とか「とりとめの無い意見まで自由に」とかは大嫌いである。
理系脳の検索を活かすためには、検索条件、前提条件を与えることが重要で、その結果に対する定量的評価を与えれば、さらに高速・高度化する。

【文系脳用】
そんなことを考えましたが、気づいた点、自由にご意見ください。

【理系脳用】
文系脳と理系脳の比較をしました。比較した差分に対する異論があれば教えて下さい。

参考
芸術系アーティストと理系エンジニアのプロセス
http://fdsa-life.jp/blog/?p=255

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