【イベント撮影の裏側1】撮影機材


11/15にトライアルイベントの撮影をしました。
http://fdsa-life.jp/blog/?p=851

今回は作品を仕上げていくにあたり、ブログでシリーズを組み、撮影〜編集〜公開まで解説を入れたいと思います。

第一回目は「撮影」。カメラの配置、撮影のポイントです。
個人で細ボソやってますので、古い機材を組み合わせてますが、なかなか仕上がってきていると思っています!
今回は3カメ撮影で1台だけ手持ち、他は固定で臨みました。

■カメラ1 : 俯瞰
Sony HDR-FX1
古いです。
HDVが世に出たときの初号機です。
もう7年くらい酷使していますが、長時間撮影の安定感や取り回しの良さはまだまだ最高です。
DVテープなのが時代遅れになってきましたが、撮影そのものの基本性能はHD作品なら大丈夫です。
今回は引きの全体俯瞰カメラとして三脚でステージ正面に無人で立てました。

FX1

FX1

■カメラ2 : 手持ち
Canon EOS 550D
一眼入門機ですが、軽くて動画性能は捨てたもんじゃないです。
これにDSLRリグを組み、5インチ外部モニターと外部マイクをつけて撮影してます。
ピント調整には外部モニターは欠かせません。
またSDカードにはmagiclanternをインストールし、ピーキング表示や録音レベル表示など、動画撮影機能を拡張しています。
これをメインカメラにして、イベント中のオペ、インサート撮影に使用しました。
DSC_0122

モニターがあれば一眼でも大丈夫

モニターがあれば一眼でも大丈夫

一眼レフだけで持っていくとスチルのカメラマンみたいですからね。
リグ組んで、動画撮影アピールは大事。

■カメラ3 : 変り種
Gopro hero3+
言わずと知れたアクションカメラの雄。
客席真ん前のポールに縛り付けました。
実はトライアルバイクのハンドルに付けたかったのですが、「過去に衝撃でカメラふっとんだ」と伺い、急遽取りやめて、客席設置にしました。
次はアルミステーのマウントを用意して臨みたいです。。
DSC_0119

 

■まとめ
ショーにしろライブにしろ、役割を分けて3カメ以上は欲しいというのが私の得た経験則。

例えば1カメだけの場合は、手持ちカメラだけ等になりますが、そのカメラの映像を使うしかないので、あまりカメラが振れないし、冒険的な撮り方を躊躇する。
結果的につまらないダラダラ流れる記録映像になる。

なので、2カメとして手持ちに加えて、固定した俯瞰カメラを入れる。
そうすれば、手持ちカメラ側で振ったり、冒険的な撮影をしても、俯瞰カメラの映像と切り替えて使うことで、無駄な部分はカットできるし、俯瞰がある安心感があるし、手持ちと固定の画でメリハリが出る。

そこに3カメをプラス!
3カメは、地面すれすれとかステージ上など、一風変わったところの画にする。
手持ちと固定が繰り返して切り替わる映像だけでは飽きるのですが、3つめがインパクトがあると、なんとか持つ映像作品にできます。

 

3カメ撮影はそんな「編集を考えたカメラ撮影」なのです。

【参考】
編集のために撮影する
http://fdsa-life.jp/blog/?p=229

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