有給消化のバランス


サラリーマンの幸せ、有給休暇。
働かなくてもお金が入る。サラリーマンの特徴の1つだと思う。
これ、年間10日前後を自由に取れるくらいが丁度いいかな?と私は思ったと言う話。

2015年の有給消化率ランキングが発表された。

http://s.news.mynavi.jp/news/2015/12/18/024/index.html

マイナビ(現在は公開終了の記事)より。http://s.news.mynavi.jp/news/2015/12/18/024/index.html

 

私は、このランキングにある会社に長く居た。20日間ある有給が強制的に消化「させられる」。
今は、組合もなく、不自由なく最低限と思われる制度の会社にいる。
比較的取りたいときに休めて、10日前後を休んでいる。
それでも前に比較して不満はないし、こんなもんかなぁと足りていることに有り難みを感じる。

マズローの欲求と同様に、有給消化も消化率と共にだんだん欲求内容が変わるように思う。

年間有給0〜5日くらいは、そもそも有給に対する欲求が満たされず、不満が爆発し、ブラック企業の烙印がチラつく。

5〜10日前後では、欲求は満たされる。

11日以上は、自己実現のために必要か否かの域に入ってくるので、趣味とか家族のためなど、自己実現のために必要な休みが11日以上いるひとは幸せに感じる。
しかしながら、10日で休みに対する欲求が満たされる場合、それ以上は自己実現に不要な冗長な休みになるので、不満材料にすらなってしまう。

贅沢な話だろう。
しかし、消化率の高い企業はそんなことを悩みながら、平日にやることを積み上げて、冗長に休むのだ…