本当に身を危険に晒すものから事故を防止するには?


自動車免許更新時の学科・実技再試験だと私は考える。
特に高齢者向け。

先日、東京で小型飛行機が民家に墜落し、死亡者が出る悲しい事故が起きた。
ドローン規制で事故防止が叫ばれているが、それは本質的には解決になるのか?他にも圧倒的に死亡事故の原因があるんじゃないか?と考え、記事を書く事にした。

 

統計的に調べてみると、交通死亡事故の状態別割合は。

1位:徒歩で死亡 36.1%
2位:自動車乗車で死亡 32.6%
3位:自転車乗車で死亡 15.1%
である。
(警察庁交通局、平成27年5月)

これは私の勝手な予想だが、徒歩同士や、自転車同士、または自転車と徒歩での死亡事故の割合はごく少ないはずで、大半はバイクや自動車とぶつかり、徒歩や自転車側が死亡するものだと思われる。

そして、年齢別だと、65歳以上の高齢者の歩行・自動車での死亡事故の4割近くを占める。

「ドローンが飛んで墜落したら危険!」も間違っていないが、自由に歩く高齢者と、危険な運転をする高齢者が実はすでに蔓延していて、人々を死の危険に晒しているのかもしれない。

高齢者の歩行と運転は、マイナーなドローンとは違い、今や簡単に法による規制はできないだろう。高齢化社会に向けた規制を放置し、自らが高齢者になりうる政治家のおサボりの結果である。

私が少しはマシにならないかと考えた策は、自動車免許更新の高度化。ただの講義で更新ではなく、学科試験と実技試験を課せばいいと考える。
試験に落ちるような、身分証明書代わりに免許を持つペーパードライバーは、免許を「保留」にしてはどうだろう。
「保留」という身分証明書代わりには使えるが、運転はできないというステータスを持たせるのである。

先日も軽トラの運転席から、前が見えてるか見えてないか分からない小さなおばあちゃんが大きな国道を15km/hで走っていて、それを避ける車が非常に危険な車線変更を余儀なくされていた。これはいつか事故に繋がるだろう。

 

昨今の規制・免許は嫌いだが、危険なものから身を守ることを本質的に考えた結果、高齢者と自動車事故という数字にぶつかったと言う話。

 

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空撮映像作家コジロウ
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