本田宗一郎氏の考えをドローンスクールに活かす。


鈴鹿サーキットをホンダ創業者の本田宗一郎氏が作った理由は知ってますか。
当時のオートバイは、「カミナリ族」と呼ばれる暴走族が乗り、「危険で野蛮」と言う風潮があった。
オートバイを、健全で正しいモータースポーツに育てるため、技術と知識を集約する場としてサーキットの創設を決めたそうだ。
http://www.iom1960.com/the-origin-2/o2-10.html

歴史は繰り返す。
今や、ドローン界隈に起きていることそのものではないか。
先端技術でありながら、健全なイメージがなく、実際に、安全に正しく技術を学ぶ場の整備は充分にできてはいない。

前例とすべき考え方や事例は、本田宗一郎氏と鈴鹿サーキットにあった。

ドローンにも「ドローンサーキット」を整備し、正しく業界を発展させなくてはならないだろう。

ただ闇雲にドローンサーキットの必要性を叫ぶだけより、「成功のロールモデル」があることは非常に大切である。
さらにこの「鈴鹿サーキット成功モデル」は世界のホンダ、世界のスズカ、オートバイという誰もが知る登場人物から構成されていて、説明材料として申し分がない。

今や、オートバイは「便利で必要な移動手段」であり、「人々が熱狂するモータースポーツ」の一部となった。
暴走族(珍走団)や、死傷事故は絶えることはないが、そのイメージは、必要不可欠な道具に対するほんの一部のデメリットとして捉えられている。
間違った使い方や、技術不足、整備不良によるものであることが世の中に認識されているからだろう。
正しく使えば、問題なく便利あることが認識されているからだろう。

ドローンもその領域を目指さなければならない。
事故や不届者の利用など、デメリットは完全に無くすことはできない。
しかし、正しく使うことの環境が揃えば、良いイメージが普及できる。

鈴鹿サーキット設立の理由を知り、非常に感動した。

 

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