寒い結果を防ぐ。撮られた側のテンションを意識した制作をしよう。


特別に時間のかかる加工や編集を求められていない限り、写真もビデオも、できるだけ作品を世にすぐ出したほうが良い。

撮られた人は、撮られた時が一番興味があって、それ以降は薄れていくだけであり、日々テンションは下がっていく。

一方で、撮った側の人は、後工程として選別なり加工なり編集なりがあって、撮ってからがスタートみたいな部分があり、上手く編集が進むたびに自分だけテンションが上がる。

この結果、撮られた側のケアを放置して後工程に時間を掛けすぎると、作品を世に出したときにびっくりするぐらい撮られた側と撮った側で温度差が生まれていることがある。

「あの作品、ついに完成!」なんて投稿しても、
「え?いまごろ?なんだっけ、覚えてないや。まぁ見なくていいか」みたいな。

この温度差を防ぐには、
・スピード優先で興奮冷めやらぬ時期にスパッと世に出す
・制作途中でも演者に小出しに相談なり選択なりをさせ、巻き込んでテンションを維持する
このいずれかをする必要がある。

編集室に長期に篭り、撮られた側を放置していると、せっかく完成しても、さむーい結果が待っている。

 

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映像作家コジロウ
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