コンピュータが人間を超えたら、人間の仕事が無くなるか?


コンピュータの能力が人間を超えようとしており、人間の仕事が無くなると言われている。

私はそんなことは無いと思う。

例えば、「速く移動する」ということに関し、今でも自動車やオートバイが発達した今、生身の人間が勝てることはない。
それでも人間の可能性を高めるため、陸上競技や自転車レースは続いている。

だから機械の能力が人間を超えたからと言って、人間がすることが無くなりはしない。

コンピュータの能力が人間を超えそうだからと、職業や創造的活動が取って代わられると言う記事が増えているが、そんなことはないと思う。

そんなことなら、既に誰も歩かないし、自転車も乗らないし、筋トレもしなければ、陸上競技もオリンピックも無くなっているはず。

車の例で言えば、誰もが便利な車を買えるわけでもないし、扱えるわけでもない。
通れない道もあるし、渋滞などはやっぱり人間のほうが速かったりする。

だから、コンピュータも知能がアップしたって、全ての人が利用できるわけではないだろう。扱えない人も残るだろう。それを埋めるのはいつまでも人間である。
使えない用途もあるだろうし、「やっぱり人間だなぁ」は残り続ける。

仕事の形は変わるだろうし、強力なコンピュータ能力を使った仕事が増えるだろう。
しかし、人間が不要になったり、コンピュータに変わられることなんて、想像するより少ないと思う。