当たり前の事に感謝された効果
私がコンサルをしているクライアントの偉い方から、私の資料を褒めていただいた。
たったそれだけなんだが、私のモチベーションには強く良い効果があり、また次も頑張りたくなる。
コンサルタントが対価をいただいて、資料を作って提案するのは、クライアントにとっては、ある意味当たり前である。
出来の良い資料がもらえて当たり前。
そういう中で、良い資料だと言うことの意味を強く感じた。
感謝を伝えることで、ゆくゆくは自分に高品質なサービスが返ってくるわけだ。
当たり前に感謝を伝えているだろうか
ひるがえって、自分は対価を払ってサービスを受けた時に、ちゃんと感謝を伝えているだろうか。
当たり前のサービスでも、ちゃんと提供してくれたこと、期待した品質であることに感謝をする。
たまに「『お客様は神様』を逆手に取り、傲慢な客がいる」みたいな話で、客とサービス提供者は対等であって、客が傲慢な態度を取るのはダメだという主張がある。
これは正しい。
が、今日感じたのは、むしろ提供者は客より上なんだと言うこと。
客は勝手に期待水準を持ち、金銭を払うだけでサービスを受けようとしているだけだ。
その客に対して、断ることもなく、期待水準でサービスをしたということ。
これに客は感謝すべきなのかもしれない。
客も提供者も互いに気持ちが良く、提供者のモチベーションが上がるのだから。
サービス提供者に一言の感謝を
私は普段、有料の駐輪場に自転車を預けている。
その駐輪場で、管理人にありがとうと言って自転車を受け取っていく方を見掛ける。
いままで私は、有料で預けているのだし、なんで毎回感謝するのかよく分からなかった。
預かってもらって当たり前だろう、と。
でもたった一言のやり取りで、気持ちが良く、ひいては駐輪場の運営品質が上がるかもしれない。
たった一言の効果。
身を持って感じると、この効果はあなどれないと思った。
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映像作家コジロウ
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