かさこさんの記事を読んで。
「佐野氏騒動「一般人にはわからない」とわかりにくいデザインをカッコいいと勘違いするデザイナーは辞めろ」
デザインの業界に対しては、かさこさんの言う通りな気がして読んだけれど、これが政界でも起きているのだろうな、と改めて怖くなった。
首相発言しかり。へんてこ法案の採択時しかり。
選挙時はあんなに良かったのに、人が変わったかのように意味不明な発言や、支離滅裂になったり、嘘を繰り返したり。
きっと、政界や自分の政党・内閣の中で、本音の議論は終わっているんだろう。
五輪ロゴがドロドロの癒着で選考されたように、狭い世界で流れができ、極端に言えば、「議論の余地などなく」法案や政策が決まっているのだろう。
そして、「国民なんて、どうせ分かりはしない」「私達のしていることが全て。国民の言うのはバカな意見」としか捉えてないのだろう。
ロゴ問題は盛り上がりがそろそろピークで、白けていくと思う。
デザイン業界には波紋が広がっただろうけれど、もっと直接的でヤバい業界にも、「考え直す」きっかけになればなぁと、私は思う。
もしそうなったら。政治の業界が変わったら。
五輪ロゴに費やした何十億の税金は、はした金になるくらい意義があるのかもしれない。