BB30分解


私のロードバイクのBBの規格はBB30なのですが、初めて分解掃除しました。
構造ゆえ、BB30は、坂などで力を掛けるとパキパキと音が鳴り始めるもののようで。私のロードもその対象となり、カキカキ、パキパキと気になる音がひどくなってきました。

分解は、分かれば至って簡単でした。
クランクは、FSAのK-force lightです。
DSC_9816

1.10mmアーレンキーで左側クランクをとにかく力で反時計回りに回して外す。
めちゃくちゃ固いですが、回します。
クランクとアーレンキーを握るようにして回すと力が入りやすいです。
フタ部分は外さずにやります。コレがポイントらしく、フタを外してからアーレンキーを回してしまうとネジだけが外れてしまう構造です。
フタをつけたままアーレンキーを回すと、ネジがクランクを引っ張る形で、クランクも外れます。

左側クランク外れた

左側クランク外れた

2.ぶっ叩いて右側を外す
左側クランクが外れたら、外れた根本部分を右側へゴムハンマーで叩くと、右側のクランクが軸やチェーンリングごと外れます。
チェーンは先に外しておきます。
また、一旦外れかけてから、もう一回引っかかるので、棒を左側から差し込んで叩きました。

右側もぶっ叩いて外す

右側もぶっ叩いて外す

3.ベアリングを分解
クランクが外れたら、ベアリングやフレーム内などをひたすら綺麗にするのですが。
両側にあるベアリングが、ゴッリゴリでした..
ひとまずカッターでシールをこじって外し、クレ556を吹きかけまくりました。
だらだらと古いグリスと泥、サビが出てきて、茶色い汁が滴りました。
まぁまぁゴリゴリ感は無くなりました。

ゴリゴリベアリング

ゴリゴリベアリング

4.グリス塗って組み直し
ベアリング内にデュラエースのプレミアムグリスを塗りたくり、シールを戻す。
その後、ベアリング周りやフレーム内部にもグリスを塗り、クランクを戻します。
終わり!

 

今日は、組み直して終了。
また坂を登って、特有のパキパキ音が解消されたかチェックします。
しかし、ゴリゴリベアリングが気にはなるので、交換したいと思っています。

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