身内ブログ読者の次に来るキャズム(溝)を超える


マーケティング理論のキャズム理論は、ブログにも通づるんじゃないかと思う。

身内読者で最初に盛り上がったあと、次にキャズムが来て、盛り下がる。これを越えるには、身内読者の方々による、記事の口コミとシェアが必要。

—–引用ここから(マーケティングWikiより)——-

キャズム理論(マーケティングWikiより)

キャズム理論(マーケティングWikiより)

キャズム理論とは、イノベーター理論における、イノベーターとアーリーアダプターで構成される初期市場と、アーリーマジョリティやレイトマジョリティによって構成されるメインストリーム市場の間には、容易には越え難い溝(キャズム)があるとする理論。
http://jma2-jp.org/wiki/index.php?キャズム理論

——引用ここまで——-

これは、製品を開発したときのマーケティングのセオリーである。

けれど、ブログにも同じことが言える。
ブログの開設後、しばらくは知人・友達やFacebook繋がりで読者がそれなりに出来たあとに、広く拡散するレベルに到達するまでに存在するキャズムもあると考えた。

つまり、親しい友人はイノベータであり、既に知り合いの人たちはアーリーアダプターであるとする。彼らは、ブログを書いている自分のことを知っており、既に興味を持っている状態で読んでくれる。

しかし、次の段階に行くにはキャズムが存在する。これは、身内読者に加えて、自分をそもそも知らない読者がブログ記事やサイトだけを見て興味を持ち、読者となるフェーズである。

ブログ開始当初は、意外とFacebookからの身内読者のアクセス数が一定数あって好スタートと感じるものの、それなりの時間が経過するとユニークユーザ数、アクセス数が伸び悩むのは、このキャズムがあるからだ。

だから、キャズムを超えるのは難しい。忍耐がいる。
じゃあ、どうやって溝は超えるのか?

またもやマーケティングWikiを引用する。

——(引用ここから)—–
イノベーターやアーリーアダプターは流行に敏感で、他者に先んじて新製品を導入することで新たなベネフィットを得られることをプラスに受け止めるセグメントである。
それに対して、アーリーマジョリティやレイトマジョリティは、周囲の大多数が使用しているという安心感を製品導入の基準として強く求める。新製品導入のリスクが低くなっていることが重要視される為、新し過ぎることはむしろマイナスとして捉えられかねない。
キャズムを越えて製品をメインストリーム市場に浸透させるためには、イノベーター理論で提唱されているアーリーアダプターへのアプローチを強化するだけでなく、市場浸透の媒介層であるアーリーマジョリティに対するアプローチも重要なのである。

—–(引用ここまで)——

これを私なりの理解でブログに当てはめると、口コミとFacebookシェア、ツイートだと思う。

意外と当たり前かもしれないが、身内読者(イノベータ)が口コミで広めたり、彼らのFacebookタイムラインに記事リンクがシェアされたり、ツイートされたりすることで、自分を知らない「友達の友達」などと言ったアーリーマジョリティに繋がり、リーチされる。

「なんかみんなが見てる」
「あの人が面白いというなら読んでみよう」
そう思わせることがキャズム越えにつながるのだろう。

ちなみにこれは、ブログに限らず、Youtube動画配信やコラム、Webサイトでの作品紹介など、Webコンテンツ系には共通する考え方だと思う。

私のブログは、今まさに溝にハマりかけた序盤ぐらいだと思います。

「口コミでキャズム越え」に共感していただけたなら、この記事ぜひシェアしてください!

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