例外のセーフティネット


プロジェクト管理で出てくる、「課題の解決策を考える」こと。
いろんな案を検討するが、大局的に課題を見通して、エラーを取りこぼさずに拾いきるセーフティネットをもつことが大切。

つまり、課題の解決策にA案とB案が出てきたとする。
そのA案とB案の個別具体的な検討に入る前に、A案にもB案にも当てはまらない事態になったらどうするの?というエラー(例外処理)対応を押さえてから、個別検討に入る。
そうすりゃ、対応に漏れがなくなる。

どうしても解決案が出てくると、それに夢中になってしまうが、「その他の想定してないパターンになることはないのか?」という事を大局的に捉えておくのが、プロジェクト管理者には必須である。

プログラム的に言うと。
Javaでも、必ず想定してないエラーは然るべきモジュールにスローする。スローしなければ止まっちゃうから。
If文のレベルでもIf-elseでパターン分けしていって、最後にはelse文で、想定してないパターンも含めてケアするだろう。

そんな形で、何かの対策案を考えるときには、パターンが網羅されてるのか整理した上で、想定してないパターンに陥ったときの対策までしておくこと。
想定してないパターンだから、そこまで具体的な対策は無く、「また関係者で集まる」とか、「エスカレーションする」とか、そんなので良い。

想定してないパターンまでセーフティネットが引かれていることが重要なのだ。
対策に漏れがあると、管理できないから。

 

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空撮映像作家コジロウ
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