パパとママっていつから標準化された?


うちの家庭では、子供は両親の事を「お父さん」「お母さん」と呼ばせる事にしている。
自分がそうだったし、日本語の一般的な呼称であるし、成人するまでのそれなりの年に子供がなっても使えるものだと思っているからだ。

近頃は、世間では「パパ」「ママ」が主流になっているようで、私は違和感を覚えていたのだが、人の家庭の方針に口を出すつもりもないので、それはそれでほっとけばいいのではないかと思っていた。

しかし、保育所に子供を預けたところ、先生が「パパ」「ママ」と呼ぶように統一して保育にあたっていたので驚いた。
我が子の保育に影響してくるとなると、異を唱えたいと思ってしまう。
こういうのって教育指導方針みたいな統一ルールは無いのだろうか。

いつも多数決には異を唱えているが、この件に関してはメジャーな1つに統一せざるを得ないと思うので、実際に「パパ」「ママ」に優位性があって、それを採用する家庭が断トツに多くなったので、文科省とかでメジャー交代として判断されたのなら仕方ない事だと思う。

しかし、流行とか、そっちのほうがよさそう、みたいな定性的判断で呼称が変えられているとしたら、異を唱えたい。どうせそうだろう。
私が子供の頃は、どこでも「お父さん」「お母さん」が一般的で、たまに「パパ」「ママ」の友達がいたりして、正直浮いていて私はバカにしていた。

パパママを先生が取り入れていくようになるほど、時代は変わってきているのだろうか。もしかして、子供に変な漢字、変な読み方を付ける事も、一般化しつつあるのだろうか。

長期的な視点、影響を考えていないアホな教育者と異を唱えない親が増えているのかもしれない。

なお、いつもながら勘違いされそうな部分を断っておくが、パパママ呼称の家庭や、子供の名前が特徴な名前の家庭自体をバカにしている訳ではない。これまでそういう方針はマイナー(よく表現すれば「少数派で先進的」)だったし、彼らはそれ(希有であること)を狙ってやっていたと思う。
そういった考えがあるのは良い事だと思うのだが、それを正しい数値的調査も無くメジャーにされるのは違うのではないか、という意見である。

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