手話を義務教育で学んだら、かなり役に立つと思う


ろくに使えるようにもならない英語を義務教育でやるより、手話を教わったほうがよほど使い物になった気がする。
映画「スタートライン」を観てからというもの、手話ばかり気になる。

もちろん、手話が使えるようになれば、聾者との会話が最低限できるようになる。
みんなが、道案内なり困り事を理解する程度まで使えるようになれば、かなり生きやすくなるだろう。

これに加えて、耳が聞こえる人でも、手話のメリットはある。
静かな場所で話せない状況、騒音や離れていて言葉が聞こえない状況はたくさんあるし、モノの構造や道案内のように空間を伝えるのは手話のほうが向いている(あいまいな「身振り手振り」を専門的に体系化したものだから)。

私はカメラで映像を収録している間は、声を出せないことが多い。
また、被写体の方や他のスタッフとも離れていることも多々ある。
そんなとき、手話で意思疎通できれば、円滑になるだろう。

「もう少しその表情キープ」とか「そのままゆっくりハケて!」とか、カメラ回しながらでは伝えたくても無理なことばかりだ。

映像制作に手話。
フィットする手段だと考える。

結局、英語が必要な人は、別に勉強する。
英語か手話か、どっちが活用できるかは、結局人によるだろう。

だったら義務教育では日本語ベースで手話を学んで、音以外で意思を伝える手段を増やしたほうがいくぶんか人生が良くなるんじゃないだろうか。

市町村での無料の手話講座の他、週間こども手話ニュースを見たり、Youtubeの手話チャンネルや、手話勉強アプリもたくさんある。

手話、かなり来てます。

 

———————–
映像作家コジロウ
お仕事のご用命は、お気軽にメールしてください
映像制作、コンサルティングなど
Mail : repondreyou1@gmail.com
Web : http://fdsa-life.jp
FB : Facebookページ
YT : Youtubeチャンネル
当ブログの記事文章、画像、動画等の一切は無断転載禁止です。
引用は自由にどうぞ。
———————–