映像制作における音の重要性


映像作品を作る上で、必ず重視しなくてはならないものは「音」である。
どうも、「映像制作」と聞くと、カメラ性能(画質)や解像度(HDだとか4Kだとか)、構成、演技、テロップのように目に入るものに気を取られがちである。

「まずは映像。BGMや声の収録は二の次で、マイクなんかはカメラについているもので良いし、BGMは作品ができたら適当に音楽入れておこう」みたいな方が多すぎる。

 

だが、そんなことはない。
映像作りで重要なのは、まず「音」である。

音声が拾えていなければ、話にならない。
後ろの雑音がうるさければ、どんなに画が綺麗で、いいことを言っているインタビューでも見る気は起きない。
BGMのテンポや音量とマッチしないPV、イメージ映像は、とにかく気持ちが悪い。

だから、映像より前に音だ。

同時収録であれば、カメラには安物でも良いから指向性のガンマイクを付けて、雑音を抑える。
可能なかぎり、ブームマイクやワイヤレスマイクを手配する。
アフレコ収録も良い。

BGMは、撮影前もしくは編集前には最初に決める。
BGMのテンポや曲調、音の切り替わりに沿って映像は構成していく。
編集した後にBGMが変更になるっていうのが一番の悪夢だ。

 

とある映像制作のサイトに書かれていた。
・音は、映像作品の価値を決めるファクターの半分を占める。
・良い音で構成されている場合は、視聴者はそれが「良い音だ」と気づかないかもしれない。しかし、悪い音で構成されている場合は、多くの視聴者がそれに気付き、映像も含めて悪い作品と評価する理由になる。
・映像を作るのであれば、まずは音(録音)に気を遣え

 

 

画質が悪くたってい良い。
構成が多少変でも良い。
演技が悪くても良い。
最高の音を用意せよ。

参考
https://www.ginichi.com/shop/news/newsdetail.php?news_id=81
http://unknownvideo.info/?p=512
http://videoandfilmmaker.com/wp/index.php/reviews/8802/
http://videoandfilmmaker.com/wp/index.php/reviews/audio-technicas-99-series-dslr-hot-shoe-microphones/

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映像作家コジロウ
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