金さえ払えば自分が気にいる物が手に入ると思っていると「もったいない」


オーダー品をプロから買うという行為は、クライアントであるお金を払う側にも、それなりに姿勢と知見が必要である。
クライアントもある意味「買う側のプロ」としての質を備えていないと、オーダー品を買うのは難しい。

プロって言ってもあなたの頭の中を覗き見できるわけじゃない

「プロ」=お金をもらっている人。
と定義し、自分はお金さえ払っておけば、あとは全てプロが自分の気持ちも読み取り、最高の仕事をして、自分の気に入るものが出来上がってくると思い込んでいる人がいる。

そういう人は、「お客様は神様である」と自分を神格化し、お金さえ払ったら後は知らない、プロなんだからやりなさいよ、という姿勢になる。

私は、それはもったいないなと思う。
お金を払うのは、自分という人間に対して時間を割いてもらう、技術を使ってもらうための約束/保証なのである。
要は、スタートを一緒に切るための約束。

だから、約束が取れた(お金を払う約束、契約)あと、物なら物が完成するまで、何かサービスを受けるのなら、サービスが提供されて終わるまで、その期間は客と提供するプロは対等なのであって、お互いがお互いを思い、コミュニケーションし、一緒になってやっていかないと、「自分が気にいるもの」になんて到底到達はしない。

オーダー品が嫌なら、既製品を買えば良い

レストランのメニュー表や、製品のカタログに載っているような、決まっているものを買うのなら、お金を払えば良いだろう。
でも、自分自身のために内容や形が変わるようなサービス/製品の場合、自分自信が「クライアントとしてのプロ」となり、自分の気持ちやゴールのイメージを共有しなければならない。

それが嫌なら、既製品を購入するのをオススメする。
オーダー品を買うレベルに品性が育っていないのよ。たぶん。

 

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映像作家コジロウ
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