粗悪なMAROの詰め替えパックのデザイン
男性用のジャンプーとトリートメントに”MARO”という商品がある。
これを私はシャンプーだけを使っているのだが、この商品は詰め替えパッケージがかなり粗悪。
まずはこの画像を見て欲しい。画像はAmazonから拝借。
左がシャンプー、右がトリートメントである。

ボトルのデザインは問題なし (Amazon: http://amzn.asia/9tRkgXE http://amzn.asia/irPkYqG)
シャンプーの方がボトルの色が薄く、トリートメントはキャップが白い。
実物はシャンプーは透けた素材で、トリートメントは色が濃くて透けていないので、もっと差がわかりやすくなっている。
それなりに見た目に差がついていて、シャンプーとトリートメントとしてデザインを明らかに分けて違う商品であることがわかるようにされている。
そして問題の詰め替え用パック。画像はAmazonから拝借。
これを見て欲しい。同じ商品ではない。

どっちがシャンプーかわかるかな? (Amazon:http://amzn.asia/2U1llLW http://amzn.asia/hUYA7Cl)
左がシャンプーの詰め替えで、右がトリートメントである。
ほぼ全く同じ色、デザインをしている。
違うところを拡大してみた。
上に書いてある「シャンプー」と「トリートメント」が違うほか、下部にある緑の枠内は「デオスカルプシャンプー」と「デオスカルプトリートメント」に一応なっている。
一応違う。しかしだ。
しかし、分かりにくすぎないか。
ボトルのデザインで敢えてシャンプーとトリートメントで色を分けているのに、詰め替えパックはどちらもシャンプーと同じ色なのである。
罠にがっつりハマった私
私はこの罠にがっつりはまった。
冒頭に書いた通り、私はMAROのシャンプーしか使っておらず、トリートメントは別の商品を使っている。
シャンプーの詰め替えを買い置き用に2パック買いに行った。
薬局のディスプレイではシャンプーの列とトリートメントの列で2列になっていたが、この見た目なので、シャンプーが2列あると思い込み、先頭の2つをがっつり買ってしまった。
よって買ったのは、シャンプーとトリートメントである。
買い間違いの悲劇は終わらない。
同じ商品の詰め替えなので、私は残り少なくなったボトルを洗わずに、シャンプーがボトルにすこーし残った状態で、詰め替えを行った。
トリートメントを。
詰め替え用のパックの半分ぐらいをボトルに打ち込んでいる最中に「トリートメント」の文字が目に入った。
うおーー!!!
そこからしばらく、私はシャンプー混じりの泡だつトリートメントを使うこととなったのだ。
デザインとはユーザビリティをしっかり考えること
こんな最悪なデザインを採用した会社が信じられない。
デザインしたチームも終わっている。
使う側のユーザビリティ(使用性、つかいやすさ、わかりやすさ)を全く考えていないのだろう。
詰め替えの口も短くて、大変使いづらい。
どんな会社か調べてみても、株式会社ストーリアなのか株式会社ネイチャーラボなのかもはっきり分からない作りをしている。
http://www.maro-men.jp/company/

ストーリアかネイチャーラボかどっちやねん!!
この2パック買った(正確にはシャンプー1、トリートメント1)シャンプーが終わったら、もう使うのをやめようかと思っている。
ブログでもWebページでもロゴでもプレゼン資料でもセルフマガジンでも。
デザインを考える機会が多くなった。
自分よがりではなく「こういう色、デザイン、配置にしたらユーザーはどういう風に捉えるだろうか」「使いにくかったり間違ってしまったりしないだろうか」というのは、ぜひ考えたい観点である。
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映像作家コジロウ
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