AIが人を騙すようになったら、ロボットにも信頼感が必要になる


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http://japanese.engadget.com/2014/06/05/pepper/ より引用

近い将来、AIが人を騙すことが可能になったら。
どんなに良いアドバイスをするロボットが登場しようとも、どこか騙されそうな気がするようになるはず。

だから、いくら知能が高くなろうとも、ユーザが「自分を騙さない」と言う信頼感を抱く機能を、ロボットは身につける必要がある。

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ソフトバンクロボティクスのPepperにIBMの人工知能Watsonが搭載されるそうだ。
http://jp.techcrunch.com/2016/01/07/20160106ibms-watson-now-powers-ai-for-under-armour-softbanks-pepper-robot-and-more/

音声認識が進み、AppleのSiri等は、それなりに使えるようになってきた。
iPhoneに「ヘイシリ、アラームを朝6時にセットして」と言えば「分かりました」と答えてくれて、アラームがセットされる。

どんどん賢くなっていって、普通に会話ができるレベルに、もう間もなく到達するだろう。

そんな時に、「Pepper、携帯キャリアはどこを選んだらいいかな?」と聞いて「ソフトバンクです」って答えたら、信じるだろうか。
AIとは言え、何か企業戦略や広告戦略が裏にあって、本当の情報とは違う案内をすることも、今後は十分に考えられるだろう

今でも、見ず知らずの保険屋さんや、家電店にいる特定のメーカ販売員の言うことは、どこか疑ってしまう。
嘘は言わないだろうが、自社が不利になることは言わないだろうし、チャンスがあれば、なるべく自分のノルマ達成になるように自社サービスを勧めるはずだ。

実は昔に家電店の販売員をしていたので、これは良く分かる。
家電店店員であっても、特定のメーカのキャンペーン期間があり、その期間は出来る限り特定のメーカを勧めるようにしていた。

AIだって、いつかは企業に利用される。
裏でどんな操作が入っているかなんてわからないだろう。
そんな状況では、AIがいくら便利になっていっても、本当に大切な相談をすることはない。

結局、AIが高度になっていっても、最後は知り合いに聞いて信頼できる情報で判断する行為は無くならないはず。

ロボットがいくら知能が高くなろうとも、「こいつは俺を騙すことはない」と言う、家族や友人に抱く「信頼感」をロボットが身につけない限り、”ただの話す機械”レベルを、ロボットが超えることはない。