【子育てパパ・ママの救世主】ビニールプールの空気入れに、車の緊急時用電動コンプレッサーを使う


ホンダのフリードスパイクに標準で装備されている緊急時用の電動ポンプ(タイヤの空気入れ)。
これ、子供のビニールプールを膨らませるのに使えたよっていう話!

プールが楽に膨らんだことにより、撮影にも余裕が生まれ、撮影機材は最高の装備で挑めた。

プールが楽に膨らんだことにより、撮影にも余裕が生まれ、撮影機材は最高の装備で挑めた。

※本来の使用方法と異なりますので、自己責任でどうぞ。

夏の暑い日。今日もそうでした。
子供をプールに入れさせて、遊ばせてあげたい。
しかしその前に立ちはだかるのが、「空気入れ作業」!

全国の子育て世代のパパ・ママは、真夏の暑い日に、空気入れを何度も踏んで汗だくになっていることでしょう。
私は、自転車用の効率のいい高圧ポンプがあるので、簡易な踏むタイプの空気入れしかない家よりは、多少ましだったかもしれませんが、それでも骨が折れました。

そんな去年の夏を過ごしたあと、冬頃にふとフリードスパイクの取説を読む機会があり、タイヤがパンクした際の手順を確認したのです。
最近の車には多いと思うのですが、スペアタイヤがリアラゲッジなどに収納のないタイプの車。
こういうタイプの車の場合、パンク時の応急処置のため、パンク修理剤と電動空気入れ(コンプレッサー)が装備されていたりするのです。

フリードスパイクがそうで、運転席の下に格納ボックスがあり、小型の電動コンプレッサーとパンク修理剤が入っています。

フリードスパイクの運転席下。オレンジのノブの付いた箱がある。

フリードスパイクの運転席下。オレンジのノブの付いた箱がある。

これ、プールを膨らますのに使えるんじゃないかと冬に思い、夏を迎えた今日、使ってみました。
結果は大成功!

まずはコンプレッサーを取り出します。

緊急時用ボックスから取り出した電動コンプレッサー。

緊急時用ボックスから取り出した電動コンプレッサー。

自動車用のポンプですから、米式バルブの口を持ったホースがついています。
私の自転車用ポンプは、米式バルブをプールの空気入れ用に変換するアダプタがついています。
安価なものでも、だいたいの空気入れにはついていると思います。

黒いのがコンプレッサーのホース。先端が米式バルブ。黄色いのが自転車の空気入れに付属のアダプター。

黒いのがコンプレッサーのホース。先端が米式バルブ。黄色いのが自転車の空気入れに付属のアダプター。

これを装着!
そして電源ケーブルをシガーライターに接続します。

シガーに接続。

シガーに接続。

プールの空気入れ口にホースを突っ込み、電源オン!!!
びっくりするぐらいうるさい音がします。
熱帯魚とかの水槽に空気を循環させるポンプの100倍ぐらい。(わかりにく)

が、自転車用の空気入れでは、汗だくで腕を痛めながら15分ぐらい苦労して膨らましたプールが、コンプレッサーなら、電源を入れた瞬間から目に見えて膨らみはじめ、ぼーっとしていると5分以内にパンパン寸前まで膨らみました!!

ブオー!!と爆音をたてながら、みるみるうちに膨らむ

ブオー!!と爆音をたてながら、みるみるうちに膨らむ

これたぶん、ぼやぼやしていると、破裂します(汗
ちゃんと見張りながら、パンパン寸前で電源をオフにしましょう。
で、最後の仕上げは自転車用の空気入れなどで数回、手動で入れてやります。

いやー、久々に大ヒットの機械流用でした。

プールの空気入れで汗だくになっているパパ・ママのみなさん、マイカーの取説を取り出して、パンク修理時の説明を読んでみてください。
電動コンプレッサーが装備されている車だったら、この夏の貴方の救世主になるかもしれませんよ!!

簡単に膨らんだプールを満喫した長男。

簡単に膨らんだプールを満喫した長男。

コジロウ