SNS等で質問をするなら、その意図を説明すべき。


SNSなんかで、イベント主催者とかに設備やら予定やらをコメントで質問することがある。
この時、ただ質問だけをするのではなく、なぜそれを聞くのか(経緯)、答えを聞いてどうしたいのか(自分の想定)を併せて書くことは、質問者としてのマナーだ。

なぜか。
それは、ぶっきらぼうに質問文だけを投稿すると、回答をする幹事側が、いろーんなパターンや意図を想像して、最適解を探らなきゃならず、非常に手間をかけるからだ。

「今後の予定表はありますか」
「参加者一覧はありますか」
「○○という設備はありますか」
と言った質問文だけを投稿すると、気遣いをする優しい幹事(回答者)であるほど、「ありません」と言った簡単な回答はできない。

「なぜ聞いてきたのだろう」
「ない、だけ答えたら感じ悪いよな。まだ考えてないけど、いずれ用意する旨も補足しようかな」
「いや、この手のイベントに慣れてそうな質問者だし、何かを気にして質問しているんだろう。協力を仰ごうかな」
「もしかして、自分が過去に変な書き込みをしたかな。なんでこんなこと聞いてくるんだ?」
「そんな設備考えてないけど、どう使いたいんだろう。よくわからないな、調べようかな。あ〜手間だなぁ」

・・などなど。
優しい幹事であるほど、たった一言の質問に回答するために、いろーんな事を想像や調査をしていくだろう。
そして、やっと回答ができあがる。

んで。
回答した結果。
「わかりました。なんとなく聞いただけなんで、無いなら無いでOKです」
なんて言われる。

最悪、「なんやねん!!なんとなくかい!あの苦労はなんだったんだ!!」
ってなります。
次回以降まともな質問をしても、冷たくされるでしょう。

だから、質問するときは、なるべく回答者がいろんな想像をしなくて言いように、質問者が背景の情報を出しましょう。
なんでもただ聞けばいいんじゃない。
質問者からも出せる言葉はある。

「参加者一覧ください」だけじゃなくて、
「なんとなく気になっただけで、もし有れば見たいだけなのですが、参加者一覧って既にあります?」
と聞く。

「予定表ってあります?」だけじゃなくて
「過去の経験で、○○の締め切り時期や、○○の企画時期が遅くなって勿体なかったことがあり、その辺りの予定が決まっているか知りたいので、決まっている予定表があればください」と意図を書いて聞く。

質問者は自分がなぜ聞くのかが当然分かっているから、言葉が不足しやすい。
何も知らない回答者の気持ちになって、答えをサッサと導ける質問文になっているか。

投稿する前にチェックしてから質問しましょう。

 

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映像作家コジロウ
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