セミナーや講義で最前列に座らないのは何故?


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私は大抵、セミナーや研修、講義など教室形式で席がある場合は、受付開始の時間には到着して、最前列真ん中に座る。
しかし、その後も最前列が空いたまま、後ろから席が埋まったりする。
少し遅れて行った場合も、後ろが埋まり、最前列だけが空いていたりする。私はラッキーと思う。

この現象が私は理解できない。
最前列に座らないのは一体どんな心理?

なぜ後ろに座りたいのか、よく考えてみた。
・行きたくもない研修を指示されて嫌々なので、後ろでサボりたい/寝たい
・巨体、アフロヘアなど前に座ると迷惑かけそうで遠慮
・極度の人見知りのため、講師と目が合うと気絶する/絶対に当てられたくない
・途中で帰らなくてはならないので後ろに待機
・体調が悪い中、どうしても聞きたい講演なので後ろでギリギリ出席
くらいしか浮かばなかった。

いずれも、そんな方が存在するだろうが稀な方だと思う。

しかし、マニアックな有料セミナーとか、少人数の講義とか、明らかに好んで来ている人しかいないはずの場合でも、ほぼ例外なく最前列は空いている。
体調万全で聞きたくて来ているのに中列〜後列を好む人が多いということだろう。

この間は、鈴鹿サーキットで開催された、自転車の超有名な選手、今中大介さんの講演でさえも、最前列は私だけで、最後まで空いていた。
今中大介さんに会いたくて、あわよくば会話をしたくて来たんじゃないの?と後ろにいる人たちを不思議に思った。
そして、その講演中に今中さんは、ホワイトボードを使った解説をした。少し字は小さめだったが、私は目の前なのでハッキリ読めた。
しかし三列目より後ろは読むこともできなかっただろう。
今中さんが気を遣って「後ろ、読めますかね?」と聞いたのに反応して「読めません!」とか言ってるバカがいた。
席が無くて、仕方なく後ろになったのなら分かる。しかし、繰り返しになるが最前列は空いている。自分から後ろに座って、見えないことを主張するってバカだと思う。

最前列に座れば、聞こえないこともないし、スクリーンが見えないこともない。
さすがにないが、最前列で聞こえない、見えないのは講演者が悪いだろう。

嫌々参加した研修で後ろに座るのは分かる。
好きで参加する講演で、最前列に座らない心理が全く理解できない。
何か理由があるなら、ぜひ教えてほしい。
(そしてこの「なんとなく最前列は避けたい病」ってもしかして日本人だけなのか?)

 

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空撮映像作家コジロウ
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