面倒を見切れないならドライに行くべき


サラリーマンの働き方の話題。
終身雇用でもなければ、その人の人生を預かるわけでもないんなら、自由に生き、自由に働かせてくれって話です。

私は2つの会社に雇用されたことがあるが、前職は非常に日本的な組織であり組合も強力、職場は先輩後輩、学閥など縦のつながりが強い組織だった。現職は、組合はなく、外資っぽい考え方も強くて、職場はドライである。

どちらも、その人の考えや生き方によって良し悪しがあるので、一方的にどちらが正しいというわけではない。

しかし、「終身雇用を保証せず」「その仕事が人生の全てではない」場合には、会社の干渉は少ないほうが良いと思う。

私の前職のような職場は、終身雇用で人生は仕事で成り立たせるタイプに良いと思う。
じっくりと時間をかけて大切で大きな物事を進め、社内人脈を大事にし、人が仕事を育てていく。

現職のような職場は、得るものを得て、タイミングが良ければ他に移って違う経験を積むタイプに良いと思う。
さっさと目的に沿った業務を成し遂げ、必要最小限の他人との関りあいで進める。会社としての業績が育てていく。

どちらも極端に書いたが、前者を好む上司のもとに、後者のような働き方を好むメンバーが来たときが重要であると思う。

もしあなたが前者の働き方を好む上司であっても、部下が後者であれば、終身雇用や縦のつながり、社内人脈づくりは響かないので、そういうことに基づく指導は、無意味である。

会社も変わってきた。
終身雇用なんて信じられなくなってきたし、それに頼らず、社内人脈もお構いなしに「社会人脈」を作って独立していくのが普通になってくるだろう。
そういうころを前提とした教育、指導、会社のルールがこれから必要になると思う。

・仕事に関わることは必要最小限
・それぞれの人生で重要なことを互いに認識する
・価値観を押し付けない
・互いに一致した共通部分を高めあうようにできる仕事だけをする
・関わらないとしたことに口出ししない

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