映像制作におけるプロジェクト管理手法の適用


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私の専門の1つにプロジェクト管理がある。

目的と目標を定め、一定のゴールの達成にために手段を決めて進めていく管理手法である。

システム開発の分野、建設/建築業界等ではメジャーだと思う。

 

一方で映像制作やデザインの分野、特に小規模な案件では馴染みがなく、勘と経験をベースにして、制作の片手間で、それぞれがプロジェクト管理をしていると感じる。

では、プロジェクト管理がなっていない制作とはどんなものか。簡単に紹介する。

・納期もギャラも曖昧な中、なんとなく案件をスタートさせ、プロジェクト目的がよくわからないまま制作を進める。

・無尽蔵に工数を使い、夜通しやることが制作の性質と言わんばかりにがんばる。

・要件は初めに定まっていないので、プロジェクト後半になって、プロトを顧客が確認し、ちゃぶ台返し返しのように「イメージと違う、こんなことは言っていない」と言われ、やり直し。

 

こういった失敗を蓄積し、「じゃあもともと何をしておけば良かったのか?」ということを集めたものがプロジェクト管理手法である。

このブログでは、プロジェクト管理手法の紹介を連載する。

プロジェクト管理手法が浸透したITの分野で私が培ったのものを、一般化または映像制作の分野に適用して例示しようと思う。

映像制作やデザインの分野で、プロジェクト管理に苦労されているかたに役立てていただきたい。

 

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