何から手を付けたらいいか分からない、を助ける


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「やることたくさんあって、何から手を付けたらいいのかわからない」
それを助けるのが私の仕事。ITコンサルがやる「工程管理」です。
ITと付いていますが、使う手法は実はITに限りません。物を作る、家を建てる、仕組みを創る、サービスを企画する、ダイエット、料理など、目的とゴール、期限が決まっていればなんでもできます。

工程管理のためには手法としては、まずはWBS(work breakdown structure)を整備して、進みを確かめていきます。なにやら難しいかもしれませんが、要は「やらなきゃいけないことリスト」です。

コンサルタントの進捗管理に沿って、クライアントは作業に取り掛かります。物を作ったり、サービスを考えたり。
その間にコンサルタントがやることは、課題管理とリスク管理です。

課題管理とは。
作業に取り掛かると、様々な問題が出てきます。思い通りに作業ができなかったり、別のやり方に変えなきゃいけなかったり。
こういう問題たちも一覧にし、原因と対策、期限を決めて、解決を促します。これが課題管理です。起きたことを忘れないようにして、確実につぶす手伝い。

次にリスク管理とは。
起こりそうな問題をできるだけ出して、事前に対策し、問題を起こさないか、被害を最小限にします。
「事前の一策は、事後の百策に勝る」と言いますが、問題が起きちゃってから対策を急ぎでやるより、起きる前に面倒でも対策したほうが遥かに楽なんですね。

リスク管理のためには論理性と経験値が必要です。「こう状況が変わったら、こんな問題が起きないだろうか?」と言う深い論理推理が必要ですし、「過去にこんな問題が起きたが、今回も事象が類似する可能性がある」と経験値が物を言うからです。

工程管理のコンサルタントは例により、決まった成果物はありませんし、何か製品を生み出すこともない可能性が高いですが、そういった成果物や製品をクライアントが確実にやり遂げるためのノウハウを出していく、そんな人です。

以上、ITコンサルの仕事紹介の1つでした。

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